江戸川悠の考察教室 特講(2)(シリーズ6冊目)

江戸川悠の考察教室 特講(2)(シリーズ6冊目)

500円(税込)

うん、面白い授業だったよ。賢治先生。

近代日本文学考察×ミステリシリーズ、第五弾。

夏休みの自由研究に、宮沢賢治の『やまなし』を江戸川から勧められた博嗣。司もそれにつきあうが、賢治の多彩で独特な世界観に翻弄されてしまう。彼らは、<クラムボン>や<イサド>などの謎の言葉、不思議なオノマトペ、人間ではないものの目から見た世界、それらをどう読み、解らないものについてどう考えるのか……。そして、彼らはどんな<イーハトーブ>に辿りつくのか……。
夏の講義から3年後のシリーズ本編の後日譚の第二弾。

サイズ
A6 文庫
ページ
292ページ
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なし
残り在庫
1冊
初回発売日 2024.05.30
最終納品日 2024.05.29

考察教室シリーズ

考察教室シリーズ

【江戸川悠の考察教室とは?】
「日本近代文学作品をミステリのロジックで解き明かす」をテーマに、各巻読み切り形式で文学作品を読み解いていくライトミステリです。
 ライトノベルを読みながら、楽しく文学に触れてもらうために書いているので、文学初心者さん、国語が苦手だった方、読むきっかけが無いまま大人になってしまった……という方にオススメの易しい文学入門小説です。

【ライトノベル形式でやさしく作品を解説。】
 文学にあまり触れてこなかった男子大学生・倉知を主人公に、<僕>の一人称視点で物語が展開されるので、気軽に読み進められます。
 主人公と同じ文学講義を受講する、文学少女・有栖がサポート役に、講座を担当する江戸川や他の講師陣が、作品の成立背景、文学用語をわかりやすく解説。
 読み解き方は、各巻の課題作や担当する講師のスタイルによって変わり、同じような読み解き方にならないよう配慮しています。

【各巻読み切り形式】
 一応シリーズものですので、順に読んでいただく方がお楽しみいただけますが、読み解き自体は各巻ごとに読み切りとなっています。ただし、一度解説した事柄を後の巻で省略していたりしますのでご注意を。

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