人魚のはなし
南風野さきは
495円
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1,100円(税込)
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彰利(しょうり)は、平凡な人間だった。対して風留(かおる)は若くして外資系菓子メーカーで広報室の室長を務めるほどのパーフェクトな人間だった。表向きは――
ある日、風留は彰利の前で飛び降りた。命を取り留めたが目を覚ますことがない風留。眠りながら身体は死を望んでいる。
彰利は風留を目覚めさせるため、精神世界へとダイブする。
「前回この治療を行った夫婦は、ダイブした夫の自我が崩壊した」
そこで目にするのは、人の心の深淵。他者を狂わせるほどの、人の心の奥に棲まう闇とは。
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SFでBLが読みたい方へ
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サラリーマンとSF――
一見すると相反する素材ではありますが、スーツとサイバーパンクというのはとても親和性があります。
SFというと堅い文章で専門用語が多く手を出しにくいというイメージがあります。
しかし、当サークルはどんな方にでも読みやすくを心がけた文章で作成しております。