戯曲の電子書籍販売の仕様

[1]目的

  • 公演終了と共に埋もれてしまいがちな戯曲の保存と出版
  • 公演条件にあった戯曲の検索と販売
  • および、今回に限り
  • 戯曲の販売による災害義援金の供出

[2]出版形態

  • 電子書籍(PDF)
  • ePubへの対応も準備中
  • ファイルサイズなどは原則として制限しないが、技術上の問題が発生する場合には、戯曲提供者と相談の上、複数のファイルに分割する場合がある。

[3]出版方法

  • ウェブ上のフォームでテキストファイルをアップロードし、必要事項を記入すると、一般的な戯曲の書式に従って、自動的に整形されたPDF書類に変換するシステムを開発中(近日完成予定)
  • 「必要事項」については、「上演時間の目安」「役者の数」「公演記録」などを予定している。詳細は現在検討中。
  • 「一般的な戯曲の書式」については、三一書房の戯曲作品などを参考にしているが、多種多様な戯曲に対応するため、戯曲提供者の要望に応じて、改良を予定。
  • 上記システムですぐに対応できない戯曲の場合は、運営者(架空ストア)側で手作業でPDF化を行うことも検討する。

[4]販売形態

  • オンラインショップ(架空ストア)の特設ページにて販売
  • 支払方法等は、架空ストアの規定に準ずる。ただし先払い限定
  • 購入手続き後、支払いを終えると、ダウンロード用のURLがメールで自動送信される。ダウンロードは2週間以内であれば5回まで可能。
  • ダウンロードファイルの暗号化は行わない。ただし、不正コピー防止策として購入者の名前と住所(もしくは電話番号)が最終ページに挿入される。
  • 義援金対象として販売する以外に、通常の販売もできる。

[5]価格

  • 販売価格は、戯曲提供者が決定する(100~10,000円)

[6]在庫数

  • 電子書籍であるため、在庫数の制限などはないが、戯曲提供者は販売数の上限をあらかじめ設定することができる。
  • 同様に災害義援金対象とする販売数も設定できる。

[7]支払

  • 戯曲の売上金の支払いは、原則として郵便貯金口座を利用する。
  • 災害義援金対象の戯曲の場合は、支払いは行わない。義援金送金の報告は架空ストアのサイト上で行われる。

[8]手数料

  • 戯曲の登録や公開に関する手数料は一切不要
  • 戯曲を通常販売(義援金でない販売)した場合には、販売価格の10%を手数料として架空ストアが差し引く。
  • 義援金対象の戯曲については、販売時の手数料も一切不要。

[9]戯曲提供者

  • 戯曲提供者は、架空ストアの通常の「作家」が使用する機能をすべて利用できる。それにより公演の告知や、自サイトへのリンク、戯曲の宣伝などが可能。
  • 戯曲提供者のプロフィールなどは、原則として自身で登録を行うが、今回に限り運営者(架空ストア)による代行登録も検討する。
    ※[4.10追記] 代行可能なのは「作家登録」のみで、作品の登録は戯曲提供者自身で行うものとする。

[10]戯曲の管理

  • 登録した戯曲を、戯曲提供者はいつでも販売中止および削除することができる。ただし、戯曲を購入し支払を済ませてから2週間が経過していない購入者がいる場合は、その購入者用のダウンロードURLは、2週間が経過するまで有効とする。
  • 戯曲提供者は、複数の戯曲を登録し販売することができる。原則として、登録数に上限は設けない。

[11]審査

  • 戯曲の内容についての審査は、原則として行わないが、戯曲提供者に著作権上の問題があるなど、法及び条例に違反する(もしくは違反する恐れのある)場合や、購入者の理解を得られにくい場合(たとえば、全ページが空白であるなど)は、運営者の判断で、販売を停止し、登録を削除することができる。

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