合同詩集『夜を辿る』&栞セット

藍沢紗夜
500円
購入可
500円(税込)
本編「ふたりの自画像」に加えて、二人のその後を描いた短編小説「私の未来図」、掌編小説「新しい線を継ぐ」を新たに書き下ろし、製本しました。
通販限定でささやかなおまけを付けております。
空虚な日々を送っていた「顔だけはいい」女子高校生・宮戸波瑠名は、同い年の美術科高校生・小鳥遊亜都に突然、絵のモデルを頼まれた。
初めはモデル代目当てで引き受けた宮戸だったが、小鳥遊が自分を容姿で判断しないことや、自分に価値を見出したことに感情を動かされ、次第に小鳥遊が自分を通して表現しようとしていることに関心を持ち、自身の意味や価値を見つけてくれる糸口として縋るようになる。
一方で小鳥遊は、思うように自分の表現したいものを見つけることができず、苦戦していた。