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白砂微譚

あらゆるものが白い砂になっていく世界
その果ての浜辺で白い砂を観測している博士、の元に見習いとしてやって来た少年のお話。

本・ZINE 小説

  • ・残りあと3冊!

300円(税込)

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初回発売日 2017.04.23
最終納品日 2017.04.17

詳細情報

仕様
文庫(A6)サイズ
ページ数(本文)
42
印刷
オンデマンド
発行日
2017/04/01

白砂微譚

白砂微譚

白い砂の物語。


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 この世のあらゆるものは寿命が来ると白い砂になる。
 消えはしないけれど、その形を残すことはない。何であれ、命の後には白い砂としてしか残らない。白い砂はこの浜辺や海の底に積もり、元いた場所には何も残らない。
 ここは、世界の果てだ。


 白い砂に沁み込むような、白い砂に溶けるような、まるで音もなく流れる白い砂そのものみたいな声音で、博士は僕に白い砂とこの浜辺のことを教えてくれる。

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