優しかった母の、四十九日の夜。
満潮音(みしおね)純は初めて、相棒の門馬知恵蔵の前で、涙を流した。
翌朝、彼の左手薬指には、金いろに光る指輪が嵌まっていた。
あわてる相棒に、彼は依頼する。
「僕はハッピーエンドがみたい。君なら、どう、僕を幸せにしてくれる?」
オリジナルBLです。
『美少年興信所』シリーズの一編ですので、『美少年興信所~所長の逆襲~』『カインの指輪』とあわせて読んでいただけましたら嬉しいです。
「架空指輪展」参加作品です(終了後も通販をお願いする予定です)
A5サイズ、40ページ。
ソロモンの指輪
495円(税込)
「これはソロモンの指輪。ケダモノと話をするためのものだよ」薬指の指輪に衝撃を受ける知恵蔵。満潮音の真意は?