《涙を旅した小瓶》Vampire Castle ver.(ペンダント)

《涙を旅した小瓶》Vampire Castle ver.(ペンダント)

5,980円(税込)

売り切れ
完売です。再入荷はありません。

手にした者の涙の魔力を溜め込んだ小瓶です。 
込められたのは、悲しみや苦しみを乗り越えた証でございます。
泣きたいときは泣いていい、そうあなたに寄り添える御守になりますように。

こちらはヴァンパイアのお城の隠し部屋に長年眠っていた小瓶です。
その中身は「誰の?」「何が?」入っているのか…?

 
 
・夜伽亭小瓶シリーズです。
中に液体が入っているようにデザインしました(実際には中身は動かず液体ではございません。液漏れの心配は無用です)。
 
・添えたガラスパーツは貴和クリスタル(スワロフスキー)です。
 
・チェーン約60cm、留具と共にサージカルステンレス製(金属アレルギー対応)です。

・もともとのパーツの歪みや、全て手作業で行っているため、ズレや傾きがある場合がございます。デザインに影響しないと判断したものを販売しておりますが、神経質な方はご注意ください。
 
 
 
《STORY》
あるお屋敷の納屋に古びた小瓶がいました。
もう何十年とその役目を果たさず、誰とも話をしていません。すでに自分はなんのために生まれたのか、何を入れてきたのかも思い出せません。たまにネズミが様子を見に来るこの場所でいつか朽ちる日を待っていました。
 
ある日、100年ぶりに納屋の扉が開きました。眩しい、何も見えない。何が起こったんだと思っているとぬくもりに包まれます。
わぁ、きれい!鈴が鳴るようなその声は小瓶を愛おしげに眺め、小さな手のひらで埃を拭います。
それが二人の出会いでした。
 
それからの日々は幸せを絵に描いたようなものでした。小瓶は洗われ、磨かれ、いろいろなものを込めて飾られました。持ち主のこの家の小さな主は小瓶を
「My Pleasure!」と呼びました。
小瓶は中身の液体を揺らし、幸せだ幸せだと泣きました。
 
寒い冬の朝、小瓶は自分の中身が凍っていることに気づきます。いつも主のために焚かれている火はなく、人の気配もしません。小瓶は察しました。
あぁ、またひとりぼっちだと。そしてまた眠りにつきました。
 
そんなふうに気が遠くなるほどの季節を過ごしてきた小瓶は、いつしか涙を魔力に変えることができるようになりました。 
あなたの涙を私に託して。
一滴も無駄にしない。
 
涙を旅してきた小瓶は、あなたがありたいと思うあなたを見つめています。
その綺麗な宝石を誇りに思ってね、と。

納期目安
ご入金確認後1営業日以内に発送
配送方法
購入数制限
なし
残り在庫
なし
初回発売日 2024.09.04
最終納品日 2024.09.02

《涙を旅した小瓶》Vampire Castle ver.(ペンダント)

5,980円(税込)

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