ゆめかうつつかわからない(秋冬)
久慈川栞
900円
購入可
1,200円(税込)
アトリは草原の拾われっ子で、家族や家畜を持たずひとり気ままに旅をして暮らしている。
ある早春、アトリは養母が自分を呼びよせていると知り故郷である星読みの里へ帰った。
そこで彼は、ひとりの少女を預かって欲しいと頼まれる。
少女は、狼の耳と尻尾を持っていた。
姿かたちや考えも、なにもかもちがっても、
傷ついても傷つけられても、それでも一緒にいたいと願う物語。
カクヨムで連載していた小説の書籍版です。本編は全文カクヨムで読めます。
書籍版書き下ろしとして、アトリが愛馬と出会う「悍馬、野に帰る」を収録しています。