豆本『D坂の殺人事件』江戸川乱歩

花まめ書房
1,000円
購入可
2,700円(税込)
2025年が明けて間もなく、東吾妻町の朝陽堂さんに立ち寄ったところ、「『みなかみ紀行』が根強い人気がある」と聞きつけました。
若山牧水は、職場でも住んでる場所でも何となく聞く名前で、これを機に読んでみたら『みなかみ紀行』は端から端まで知ってる地名ばかりで、笑ってしまいました。
こんなに読んでいて、具体的な風景が浮かんだ作品も珍しいです。
これはぜひ豆本にせねば!とあっという間に出来上がりました。
最初の納品はレターパックで、牧水も立ち寄った沼田郵便局から発送するつもりです。
雪が解けて営業を再開した沼田市内のgallery Monacaさんにとりあえず持ち込んだところ、オーナーが偶然、みなかみ町の牧水の会に入っていて、そこから豆本が広がりました。
やはり地元は強いですね。
カバーの裏と、表紙に「山かげに流れすみたるみなかみの~」の歌を載せたのが好評でした。
表紙は、金精峠で見つけた清流の写真を撮ったもの、裏は水上の温泉街の諏訪峡の橋の上から撮ったものです。