彼等の言い分
久慈川栞
900円
購入可
文庫判/本文200P
本体一色刷り+フルカラーカバー
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何故か突然隠世に迷い込んだ瑞貴は、隠世最大の湯屋にして女郎屋『たかお湯』にて行方不明になっていた婚約者と再会を果たす。
喜んだのも束の間、いくら名前を呼んでみても彼女はまったくの無反応。
〝番台のマドンナ〟と呼ばれている彼女がはたして本当に婚約者なのかを確かめることもままならない中、それでも瑞貴はたかお湯で働くことを決意する。
なんの進展もなく月日だけがただ流れ、五年目。遊郭三路原は百年に一度の災厄に見舞われていた。
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日本が舞台のローファンタジー
だれも幸せにならないおはなし
ホラーではないけどある種のひと怖とはいえるかもしれず、ミステリよりはサスペンス寄りで、
不条理ではないけれど理不尽を強いられたものはいる
ハッピーエンドではありません