銀杏堂異聞

銀杏堂異聞

900円(税込)

書店の地下から、不思議な世界へのたびに出る、自分探しファンタジー

銀杏堂書店には裏の顔がある。 いまは使われていない地下書庫の、奥深くの開かずの扉。 一部の者しか通れないその先は、異界へ続いているという。

おとなしくしていてくれればいいものを、 あちら側はこちらに顔を出したくて仕方がないからさあ大変。 普通のくらしを守るため、門番は今日も異界へ渡る。

そんなこんなな中編ふたつ+αです。

●極彩の砂地
〈視えすぎる〉ことが悩みの青年・橘彦が、銀杏堂に迎え入れられるまでのお話。
会社に馴染めず、とうとうズル休みをしたその日、橘彦はふらりと入った近所の本屋にスカウトされる。
まずは見学を、と異界に連れて行かれた橘彦だが、彼らには別の思惑もあるようで……

一章 ある春の朝
二章 水晶眼
三章 厄災と祝宴
四章 黒と白
五章 粉々

●扉の前
銀杏堂の面々が橘彦におせっかいを焼く、箸休め的連作掌編。 テキレボアンソロ参加作品にちょっと加筆。
https://text-revolutions.com/event/archives/13210

●獣と宝石
数年後の橘彦が、若い子たちの引率をする話。
近頃、あちこちでやたらと〈門〉を開くヤツがいる。調査に乗り出した橘彦は、鍵となる少年少女に出会う。原因を探るため、三人はあちら側へ旅に出るのだが……

一章 結晶
二章 おとしもの
三章 塔
四章 竜宮
五章 星の人と炎の守り手

判型
A6文庫判
ページ数
264
納期目安
ご入金確認後1営業日以内に発送
配送方法
購入数制限
なし
残り在庫
9冊
初回発売日 2022.06.03
最終納品日 2022.09.08

銀杏堂異聞

900円(税込)

作家

草群鶏

草群鶏

くさむらけい

甘露

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