ゆめかうつつかわからない(秋冬)
久慈川栞
900円
購入可
300円(税込)
殺し屋ドゥーオは王都に巣食う暗殺者組織の一員。
王国は王党派と革命派に分かれて争っているが、ドゥーオたちにはどこ吹く風。どこの誰が何をしようとも、俺たちにとって大切なのは報酬の金額だけだ。
ある日のこと、ドゥーオたちはとある成金貴族の屋敷を襲撃する。
この貴族は貴族でありながら革命軍に通じており、革命軍の内部分裂により粛清されることになった。
男の邸宅を荒らしていたところ、ドゥーオたちはある少年を拾うことになる。
黒い髪に紫の瞳の美しい子供は、性器にピアスをつけられていた。
ドゥーオは彼を自宅に連れて帰ってピアスをはずしてやる。
殺伐とした世界観ですが最後はなんとなくハッピーエンドになる短めの話です。21000字ほどの薄めの本です。
児童性虐待を受けた少年が出てくる話です。性描写もなく主人公が何かをするわけではありませんが、小児性愛についての話題ですのでご注意ください。