Et mourir de plaisir

宮田 秩早
600円
購入可
スペイン・ポルトガルをはじめとしたヨーロッパ諸国による『新大陸』侵略……その惨禍を凌ぎ、インカ帝国、アステカ王国が独立を守り抜いた世界の物語。
二十一世紀、アステカ王国を起源とするテパネカ共和国では、人身供儀の廃絶を目指していた。
にもかかわらず執り行われる祭祀、犠牲となる人々……
吸血鬼ピシュタコの噂。
物語は訳ありの観光客がひとりの娘を助けたことで幕を開けた!
パラレル南米伝奇バイオレンス小説です。ただしお色気要素はほぼありません。お色気どころか、だれも恋愛もしません。ロマンスには期待しないでください。
残酷・暴力描写は多数。
首とか腕とかはパンパカ刎ね飛ぶし、胸はぱっくり割られて心臓抜かれるけど、みんな15歳の女の子にはたいへん紳士的に振る舞うのでお子様にも安心してお読みいただけます。(?)
南米の吸血鬼ピシュタコがお好きな方、噴火口で怪獣が暴れるのがお好きな方は是非!
【ご注意】
暴力描写があると言っても、あまりしつこい描写はしていないので全年齢対象ですが、本作はあくまでも「伝奇バイオレンス」ですので、その手のジャンルに出てくる暴力表現に嫌悪感をおお持ちの方は、読まれない方がよいと思います。
地震・噴火に関する災害描写があります。