紫水晶ノ記憶

ガラクタ集めの宝石箱
1,200円
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1,200円(税込)
遠く忘れられた森の中、道なき道を進んだ先、ふと拓けた場所に出る。
そこにあるのは歯車の遺跡。かつては琥珀の宝玉を動力源に動いていたのであろうが、今は居たるところに植物が絡みついている。
塔の窓から気配を感じた。視線を移すと、侍女の姿をした機械人形がこちらを見ていた。琥珀色の眼差しに光はない。壊れている。それでも尚、主人の帰りを待っているのだろう。
いつか、緑が全てを覆い尽くす、その時まで。
瓶の中に小さな遺跡をイメージしてパーツを組み立ててみました。