架空の国を舞台にした大河ドラマ風のファンタジー二部作です。
激動する時代の中で繰り広げられるシビアな展開と、複雑で名状しがたい男男感情(非恋愛)が特徴です。
隠者は払暁に眠る
1,250円(税込)
あらすじ
御年十歳になるユーゴー帝国の第三皇子ハーレイは、皇家の家風と教育方針に馴染めず悩んでいた。
ある晩、帝城からの脱出を目論んだハーレイは、立入禁止の裏庭へと迷い込む。美しい花々に囲まれたその場所には、ひとりの貴人が隠れ住んでいた。
その人の名はアテュイス。隣国ニアーダ王国の先王で、ユーゴーとの戦争に敗れた後二十年以上の長きにわたって軟禁されていたのだ。
妖美で知的なアテュイスに魅了されたハーレイは、彼と交流するうちにユーゴー帝国の政治に疑問を持ち始め、やがて帝位を望むようになるのだが……。
第一長編「暁天の双星」から二十年後の世界を描く大河ファンタジー。
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『暁天の双星』の後日譚にあたる長編ですが、単独でもお読みいただけます。
(両方読んだほうが楽しいとは思います)
装画は氷上リホさんにお願いしました。
おことわり
カクヨムでも全文公開予定です。(10/1~順次公開)
年齢制限がかかるほどではないと思いますが性描写・残酷描写があります。
(一般文芸として許容される程度とお考えください)
またほんの少しですが自死の描写があります。
どのキャラクターを推していただいても高確率で死ぬ、石兵八陣みたいな(???)お話です。
苦手な方はお気をつけください。
最終納品日 2022.09.14