江戸川悠の考察教室 特講(2)(シリーズ6冊目)
堺屋皆人
500円
購入可(ラス1)
500円(税込)
プロレタリア文学の代表的作家である葉山嘉樹。
「蟹工船」の小林多喜二と並ぶプロレタリア文学の二大巨塔の一人であり、その多喜二に多大な影響を与えた作家であるにも関わらず、現在手軽な媒体で読める作品が少ないのが現状です。
日本プロレタリア文学集、岩波文庫、角川文庫、そして2024年5月現在、青空文庫にも収録のない作品を中心に、教科書に掲載された名作「セメント樽の中の手紙」と、横溝正史・渡辺温の編集時期の雑誌『新青年』に掲載された「死屍を食う男」を加え、計10作品の短編を収録。
若い方にも広く知っていただきたく、中学生くらいからを対象に、新字新仮名に改め、ルビをふりました。