ゆめかうつつかわからない(秋冬)
久慈川栞
900円
購入可
1,000円(税込)
「母が死んだのは、俺が生まれたせいだった」
そこは白い花を土地神として崇める自然豊かな土地。
都の鎮守である白桜を代々守る武家の青年・水央(みお)は、土地神たちを統べる美しき守護武神の常盤(ときわ)と出会う。鎮守の白桜が枯れ始めていることを知った二人は、白桜を守るために協力し合うことになる。
鬼神との戦いやこの地に生きる人々との交流を通して、自分が生まれた意味を探す青年の人生の旅路を描く。
生きることの切なさと悲しみを胸に生き抜く、人々の生と死の物語。
家族愛×和風ファンタジーの長編小説です。
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おまけの外伝含め、「トナカイの森」最長の364ページの長編です。
じっくり和風ファンタジーに浸りたい方におすすめです。
和風×中華ファンタジー、和の花、花言葉、恋愛、切ない、家族の話、バトルあり、最後は救われる……そんな要素が好きな方へおすすめです。
生きる意味がわからない登場人物たちが、生きる意味を見つけて成長していくストーリーです。
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※本作品は2017年刊行の初版を大幅に加筆修正しつつ、新エピソードを加えてまとめた新版です。
(初版は未読or既読、どちらでも問題なく読めます!)
※設定やテーマは同一のまま、重厚感を増したまったく違うストーリー展開をお楽しみいただけます。
※特に「生と死の意味」というテーマが、今だから書ける内容に昇華しています。初版とは少し違う登場人物の成長があるので、ぜひお手に取ってお確かめください。